宇宙世紀作品が一堂に会したSLG『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』。
アプリ配信より、「機動戦士ムーンガンダム」やペッシェを主人公とした新たな宇宙世紀作品を描き、2023年3月よりアムロとシャアの一生を
独自の視点で描いた"アムロシャアモード"を展開してきました。
西暦2024年―
「機動戦士ガンダム」が放映開始されてから45年となる記念すべきこの年、
宇宙世紀を愛する皆さまに今までにないスケールの新たな作品をお贈りします。
―その名は「クロスオーバーUCE」。
宇宙世紀で活躍した各作品の主人公たちが、歴史を超えて邂逅し、共闘し
―過去のどのガンダム作品でも描かれていない全く新しいストーリーを展開いたします。
ストーリーは「エンジェル・ハイロゥ編」 「アクシズ編」の2編を展開予定です。
ぜひ今後の『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』の新展開にご期待ください。
サイド2で誕生したザンスカール帝国が地球連邦軍に対して全面戦争を開始し、その勢力を拡大し続けていたなか、
ザンスカール帝国に抵抗するべくレジスタンス組織「リガ・ミリティア」が結成された。
結成当初はザンスカール帝国に対して苦戦を強いられるものの、
ウッソ・エヴィンをはじめ、バナージ・リンクス、シーブック・アノーなど、
若きニュータイプ達が時代を超えて加わったことで、戦況に変化がもたらされていった。
しかし、時代を超えて戦力を増強していたのはザンスカール帝国も同じだった。
そして両者の戦いは最終局面を迎え、ザンスカール帝国はついに「エンジェル・ハイロゥ」を起動させる──
エンジェル・ハイロゥを地球へ向けて降下させ始めたザンスカール帝国。クロノクルは部隊の戦力増強のため、アンジェロ、ゾルタンを仲間に加えていた。
復讐に燃えるアンジェロ、世界をひっくり返したいゾルタン二人に若干翻弄されつつも、クロノクルは対リガ・ミリティアだけでなく、同じ仲間であるカガチのことを見据えて行動を開始した。
一方、リガ・ミリティアでは出撃に備えて整備を急がせていた。ユニコーンガンダムとF91 の新装備も再調整され準備は万端だ。
V2 ガンダムも V2 アサルトバスターとなり、満を持してエンジェル・ハイロゥ阻止のために出撃する。
クロノクル達の防衛網を突破しエンジェル・ハイロゥ中心部まであと少しというところで、クロノクル達さえも知らなかった巨大 MA がウッソ達の前に立ちはだかる──
突如現れた巨大MA「ラフレシア」の妨害により撤退を余儀なくされたウッソ達。奮戦むなしく、エンジェル・ハイロゥは大気圏へ突入を開始した。
このエンジェル・ハイロゥの落下を阻止するべく、ヨナ・バシュタが新武装を換装したナラティブガンダム、そしてV2ガンダムの新武装を携えて合流する。
ザンスカール帝国側も戦力増強のため、シナンジュ・スタインのハル・ユニットを補充し、それに加えフォンセ・カガチに叛旗を翻す準備として、クロノクルは切り札を用意していた。
エンジェル・ハイロゥの落下阻止、そしてシャクティ救出のため、ウッソ達は最後の戦いへ出撃する──
グリプス戦役が終結してティターンズが壊滅、ネオ・ジオンを名乗ったアクシズ一党内部ではグレミー・トトの反乱によって戦局が混乱している最中、シャア・アズナブル率いる新たな勢力が地球圏の戦線に介入した。
これを受けて、ネオ・ジオンの指導者ハマーン・カーンは、シャア・アズナブルと同盟を結び、シャアを総帥とする「ヌーベル・ジオン」が誕生した。
ヌーベル・ジオンはシャアとハマーンが率いていた部隊の他、シロッコやヤザンなども合流する一大勢力となる。
ヌーベル・ジオンに対抗するため、地球連邦政府はブライト・ノア、アムロ・レイを中心とした組織「ロンド・ベル」が結成されるも、その戦力差から劣勢が続いていた。
ヤザン率いるハンブラビ部隊とギラ・ドーガの混成部隊に防戦一方のロンド・ベル。
ハンブラビの連携攻撃によって防衛ラインが突破されそうになったその時、ロンド・ベルに新装備を携えた2機のMSが援軍に駆け付ける──
カミーユ・ビダンとジュドー・アーシタが新武装を装備したZガンダム、ZZガンダムと一緒にロンド・ベルへ加わった。
若きニュータイプ二人に加えて、アムロのνガンダムもロールアウトしたロンド・ベル隊はヌーベル・ジオンの勢力圏内へと進入する。
かなりの戦力を増強させたロンド・ベル隊ではあったが、
それでもヌーベル・ジオンの攻勢は手厳しく、マシュマーやギュネイ達による激しい波状攻撃で足止めをくらう。
この波状攻撃を、のちに予定しているであろうヌーベル・ジオンによる大規模作戦の一環であると感じたアムロは、
νガンダムの更なる新装備を見せつける──
出演キャスト】※敬称略
ウッソ・エヴィン/阪口 大助
バナージ・リンクス/内山 昂輝
ヨナ・バシュタ/榎木 淳弥
シーブック・アノー/佐藤 拓也
クロノクル・アシャー/内匠 靖明
カテジナ・ルース/渡辺 久美子
アンジェロ・ザウパー/柿原 徹也
ゾルタン・アッカネン/梅原 裕一郎
シャクティ・カリン/森田 涼花
オデロ・ヘンリーク/福島 潤
マーベット・フィンガーハット/木村 亜希子
フォンセ・カガチ/斎藤 志郎
マリア・ピァ・アーモニア/篠原 恵美
レオニード・アルモドバル/中田 譲治
ハンゲルグ・エヴィン/堀内 賢雄
ハロ/漆山 ゆうき
ミシェル・ルオ/村中 知
リタ・ベルナル/松浦 愛弓
セシリー・フェアチャイルド/冬馬 由美
ザンスカール兵/坂巻 学
オペレーター/笠間 淳
輸送機パイロット/前田 弘喜
エアル・セーブ/原 由実
フィア・ストレイジ/Lynn
マリ・プリザーヴ/加隈 亜衣
ベトラ・カスタディ/村瀬 迪与
サーリア・キャビネット/沼倉 愛美
ナレーション/利根 健太朗
出演キャスト】※敬称略
アムロ・レイ/古谷 徹
カミーユ・ビダン/飛田 展男
ジュドー・アーシタ/KENN
シャア・アズナブル/池田 秀一
パプテマス・シロッコ/島田 敏
ハマーン・カーン/榊原 良子
チェーン・アギ/折笠 富美子
ブライト・ノア/成田 剣
ケーラ・スゥ/安達 忍
アストナージ・メドッソ/森 しん
クェス・パラヤ/川村 万梨阿
ギュネイ・ガス/山寺 宏一
ヤザン・ゲーブル/大塚 芳忠
マシュマー・セロ/堀内 賢雄
キャラ・スーン/山下 亜矢香
ラカン・ダカラン/大林 隆介
エアル・セーブ/原 由実
フィア・ストレイジ/Lynn
マリ・プリザーヴ/加隈 亜衣
ベトラ・カスタディ/村瀬 迪与
サーリア・キャビネット/沼倉 愛美
ナレーション/利根 健太朗
※制作スケジュールの事情で今回のシナリオについて、ジュドーは代役になっております
「アムロ・レイ」と「シャア・アズナブル」
巨大隕石「アクシズ」を舞台にしたロンド・ベルとネオ・ジオンの戦いは佳境に差し掛かり、アムロとシャアの長きに渡る関係も終止符を打とうとしていた。
激しくぶつかりあうシャアとアムロ。
その刹那、2人の脳裏に「ララァ・スン」の声が走り、νガンダムとサザビーの間にα・アジールが割って入る。
α・アジールの先のシルエットから、アムロとシャアは想像以上に地球に接近していたことに気が付き、2人の感覚に一年戦争の記憶が駆け巡り始めた──
アムロとシャアの視点から観る、新たな「機動戦士ガンダム」の歴史を体感せよ!
放映当時を彷彿とさせる新規書下ろし映像も必見!
ジオン軍が独立を求めて連邦軍と対峙していたU.C.0079。
連邦軍の新造戦艦を追ってサイド7に辿り着いたシャアは、ザクをサイド7に偵察として送り込む。
そこで開発されていた新型MSを発見した1機のザクが、コロニー内で戦闘を仕掛ける。
この攻撃に巻き込まれたアムロだったが、避難の最中にガンダムと運命的な出会いをすることとなり、
同時にアムロとシャアの長きに渡る因縁の始まりともなった。
ジオン軍の偵察、攻撃からサイド7を脱出して以降、ホワイトベースは死闘の連続に見舞われていた。
その影響で、アムロはホワイトべ-スを脱走するまでに消耗した時期もあったが、
様々な人たちとの出会いや別れを経て、パイロットとしてだけでなく、人間的にも大きく成長していった。
執拗にホワイトベースを狙うシャアは、長い戦局の最中に一人の不思議な少女と出会い行動を共にしていた。
そして当然の如く、この不思議な少女とアムロの意思は交錯していくのであった──
連邦軍とジオン軍の戦いも佳境に入り、宇宙要塞ソロモンを攻略すべく攻撃を集中させる連邦軍の前に、巨大MAビグザムが立ちはだかる。
多大な犠牲を払いつつもこれに勝利した連邦軍は、ジオン軍の最終防衛拠点であるア・バオア・クーに進路をとる。
ア・バオア・クーに接近するホワイトベースに対し、シャアとララァは攻撃を開始。
そしてアムロとララァは、その高いニュータイプ能力によって共鳴しあい、戦うことの意義を感じあっていた──
ジオン軍は激しい抵抗を見せたものの、連邦軍の猛攻の前に宇宙要塞ア・バオア・クーは陥落した。
友軍に拾われ生き残れたことに安堵していたホワイトベースクルー達。アムロはMS教官として戦後の人生を歩んでいたが…
ア・バオア・クーを脱出したシャアは、サイド3に落ち延びたのち、アクシズに潜伏することとなった。
そこで、ジオン再興を目論む一人の人物と出会うこととなる。
連邦軍とジオン軍の戦争が終結し、数年の歳月が流れたU.C.0087の地球圏では、
ジオン残党軍の掃討を目的とした特殊部隊「ティターンズ」と、それに対抗する反地球連邦組織「エゥーゴ」が対立していた。
エゥーゴに所属していたクワトロ・バジーナ(シャア)は、ティターンズの新型MS「ガンダムMk-Ⅱ」奪取のため、グリーン・ノア2に潜入すると、
そこでアムロを彷彿とさせる少年と運命的な出会いを遂げる。
地球に舞台を移して行動していたアムロ、クワトロ、カミーユの3人だったが、今後の戦局を見据えてクワトロやカミーユを宇宙に上げるため、打ち上げ施設のあるヒッコリーへ移動する。
打ち上げ前にティターンズの妨害を受けてしまい、カミーユは宇宙へ上がれなかったものの、アムロの献身的な援護によって、後日宇宙へ上がることに成功した。
宇宙に上がったカミーユは新型機「Zガンダム」を駆使し、ティターンズとの激戦を繰り広げる。
一方、再度地球に降下したクワトロだったが、一緒に行動していたブレックスがティターンズの凶弾によって倒れてしまう。
クワトロはブレックスからエゥーゴの未来を託されることとなった──
ティターンズに連邦議会を掌握されている今の劣勢を覆すべく、ジャミトフが潜伏しているキリマンジャロ基地を攻撃をしたアムロとクワトロ。
この攻撃によって新たな使命を持ったクワトロは、カラバと共に連邦議会があるダカールへと向かうこととなった。
再び戦場の中心が宇宙に移った頃、ザビ家の再興を目論む第3の勢力「アクシズ」が地球圏に現れた。
エゥーゴ、ティターンズ、アクシズの3つ巴の戦いとなった争いは、様々な思惑が交差しながら決着へと向かっていく──
アムロとシャアが共闘することとなった「グリプス戦役」の最終章。
グリプス戦役が終結した後、アーガマ隊の一員となったシャングリラの子供たち。
その中でも「ジュドー・アーシタ」は非凡なニュータイプ能力を発揮し、日々激化していくネオ・ジオンとの戦いで活躍していた。
カミーユの離脱、シャア(クワトロ)が行方不明との話を地球で聞いたアムロは、今後の展望を見据えて宇宙へ上がる決心を固める。
一方、行方不明となっていたシャアだったが、戦線を離脱したのち単身アクシズに潜入していた。
そこでジオン再興を目論むハマーンの陰謀を目の当たりにしたシャアは、決意の下アクシズから脱出する──
ロンド・ベルを編成したアムロは行方不明となっていたシャアの捜索を行っていた。
そんな折、ラー・ザイムは識別不明の信号をキャッチしたため状況を確認するべくアムロが出撃すると、突如として未確認 MS に搭乗したシャアが現れ、アムロでも反応できない速度で背後に回り込む。
シャアはアムロに対して、スウィート・ウォーターを攻撃、この後に連邦政府に対して宣戦を布告すると告げ、宙域を離脱した。
より一層シャア及び新生ネオ・ジオンの捜索に力を入れることとなったロンド・ベルは、補給のためとあるコロニーに寄港する。
そこでアムロは、コロニーに住む人達からの敵意を一身に受けることとなった。
スウィートウォーターを制圧したシャア率いる新生ネオ・ジオンは、次の作戦目標である5thルナへ艦隊を移動させていた。
その動きをキャッチしたロンド・ベル隊も、艦隊を5thルナに向けて移動させる。
ロンド・ベルとネオ・ジオンによる艦隊同士での衝突は時間の問題となった。
一方地球では、地球連邦政府参謀アデナウアーの娘であるクェス・パラヤが、父と一緒に宇宙へ上がる。
そこにはブライト・ノアの息子であるハサウェイ・ノアも帯同していた。
シャアの思惑から、鹵獲したギーセン・ドーガのサイコ・フレームをνガンダムに取り付けたアムロは、
クェスとハサウェイを連れてロンデ二オンに立ち寄っていた。
そこで、地球連邦政府と極秘会談を終えたシャアと遭遇。シャアの誘いを受けクェスはアムロとハサウェイの元から離れてしまった。
シャアと一緒に行動を始めたクェスは、ファンネル試験で高い適正をみせ、新型MSヤクト・ドーガのパイロットとなる。
極秘会談で武装解除を受け入れたネオ・ジオンは、ダミーを混ぜて偽装した艦隊をルナツーに向け、
別動隊としてシャアはアクシズへと向かう──
アムロによってシャアの作戦を察知したロンド・ベル隊は、これを迎え撃つネオ・ジオンとアクシズ宙域で激突。
アクシズを破壊すべく核ミサイル攻撃を敢行するも、シャアによるファンネルで核ミサイル攻撃は阻止され、アクシズはついに地球へ向けて降下を開始した。
ロンド・ベル隊はMS部隊と更なる核ミサイル群による総攻撃へと移り、ネオ・ジオンもクェスとギュネイがこの戦線に加わり、両軍ともに総力戦へと突入する。
一年戦争から続くアムロとシャアの因縁も、ここアクシズでついに決着の時を迎える──
ジオン宇宙攻撃軍最大の拠点である、宇宙要塞ソロモン。地球連邦軍の総攻撃の前に、マツナガが、ケリィが、そして後に『ソロモンの悪夢』として連邦軍を震え上がらせた、アナベル・ガトーが立ちはだかる。一年戦争史の中でも、屈指の激戦と知られるソロモンの戦い。その死闘を体感せよ!
地中海と大西洋を結ぶ戦略的要衝、ジブラルタル。
数多の激戦が繰り広げられてきたこの地で、ジオンの『赤い彗星』シャア・アズナブルは、ついに宿敵・ガンダムの影を捉えた。
「さあ、出てこいガンダム!貴様だけは、わたしがこの手で仕留めてやる―!」
コミック『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で描かれた、シャアとアムロのジブラルタル決闘を初の映像化!
忘れられたスペースコロニー、ムーン・ムーン。百年近く鎖国政策を続けてきたそこでは、中世の農耕社会にも似た生活が営まれていた。
ある日、そのムーン・ムーンに破壊されたモビルスーツの頭部が漂着したことから、物語は始まる。
不具合を起こしたコロニーを修理してもらうために、初めて外界に乗り出すユッタたちムーン・ムーンの決死隊。そこは地球連邦軍とネオ・ジオンの残党軍が抗争を繰り広げる戦場だった。偶然からネオ・ジオンの姫君、ミネバ・ザビと出会ったユッタは、彼女への想いを糸口にして宇宙世紀の現実に引き込まれてゆく。
それはムーン・ムーンに漂着した頭部を戴く新たなモビルスーツ――ムーンガンダム覚醒の端緒でもあった。
一年戦争当時に存在した、数多のジオン公国軍のエースたち。
その中でも、最も有名なパイロットのひとりでありながら、最も謎に包まれた男、ジョニー・ライデン。
彼にまつわる数々の逸話はどこまでが事実なのか。
そもそもジョニー・ライデンは実在したのか?終戦後、ジャーナリストとなったカイ・シデンが、伝説の『真紅の稲妻』の真実に迫る!
一年戦争末期、敗色濃厚なジオン公国軍は起死回生の策として、人類の革新たる人―『ニュータイプ』の実戦投入を急いでいた。
オールドタイプの典型のような中年男の技術士官、アシュレイ。
あどけなさの残る訓練中のニュータイプ少女、ペッシェ。
親子ほど歳の離れたコンビは数奇な運命を経て、やがて歴史の影に消えた幻のモビルアーマー『ブラレロ』へとたどり着く。
デラーズ紛争勃発前の月面都市、フォン・ブラウン。アナハイム・エレクトロニクス社では、来る『ガンダム開発計画』に向け、その試作機の評価試験が行われていた。だが、その裏では、試作機をめぐる巨大な陰謀がうごめき始めていたー
本作発のガンダム・タイプ『エンゲージゼロ』の開発秘話を描いた、オリジナル・ストーリー、シリーズ第2弾。
一年戦争以降、禁忌とされていた『サイコミュ』の技術。しかし、地球連邦軍は、その禁忌のさらに上をいく禁忌ともいうべき人工的なニュータイプ、いわゆる『強化人間』の開発を秘かに行っていたのである。地球連邦軍のニュータイプ研究機関に出向していたペッシェ・モンターニュは、彼女の信念と運命を大きく揺るがすこととなる「ロザミィ」と出会う──
『強化人間』、『サイコミュ』の裏側を描いた、オリジナル・ストーリー、シリーズ第3弾。
戦いが「アースノイド対スペースノイド」というイデオロギー闘争にも似た構図へと変化しつつ、地球に飛び火した戦火の渦は、エゥーゴによるオーガスタ研究所への侵攻という形で、ペッシェの前に立ちはだかる。
オーガスタ研究所を守るため、戦いに身を投じるペッシェに対し、ペッシェとともにアナハイムから出向していたナナイは、ペッシェに対し驚くべき提案をする──
『強化人間』、『サイコミュ』の裏側を描いた、オリジナル・ストーリー、シリーズ第3弾後編。
宇宙世紀0088.
『グリプス戦役』の終結とともにティターンズは壊滅したが、エゥーゴもまた大きく疲弊してしまった。
そのタイミングを逃さずアクシズは地球への侵攻を開始。
かつてのジオン公国軍を彷彿とさせる電撃作戦により、地球、宇宙双方の重要拠点を次々と制圧していった。
旧ジオン残党やティターンズ残党をも吸収したアクシズは『ネオ・ジオン』と名を変え、かつて一年戦争やグリプス戦役で絶大な力を見せた『ニュータイプの力』の復活を目論む。
ネオ・ジオン軍、ニュータイプ研究所。
そこでは、絶対数の少ないニュータイプ能力者を確保すべく、クローン人間の研究と訓練が行われていた──
クローン技術研究の真実を描いた、オリジナル・ストーリー、シリーズ第4弾。
宇宙世紀0088.
ネオ・ジオンの侵攻を止められない地球連邦政府は、ついに旧ジオン本国、サイド3をネオ・ジオンへと譲渡した。
これによりネオ・ジオン軍は地球から撤退、戦争は終息に向かうかに思われたが、その裏で、ザビ家の末裔を称するネオ・ジオン軍将校グレミー・トトが、真のジオン再興を掲げ反乱を企てようとしていた。
そのグレミーの切り札こそ、クローンたちによる強化人間部隊の編制だったのである。
クローン人間の存在を知ったペッシェ・モンターニュは、その真実を確かめるべくニュータイプ研究所を訪れるが、そこでペッシェを待っていたものは、さらなる過酷な自身の『宿命』に対する答えだった―
クローン技術研究の真実を描いた「声なき声編」シリーズ第4弾中編。
宇宙世紀0089.
グレミー・トトの反乱によりネオ・ジオンは分裂。
その混乱に乗じるように、地球連邦軍は反抗作戦を開始、吸収したエゥーゴとカラバの戦力を中心として、アクシズ、およびサイド3の攻略に向け大艦隊を派遣した。
そんな中、ペッシェは軍人としてではなく、ひとりの人間として、ある決意を胸に秘めていた。
ニュータイプであり、強化人間であり、クローン人間。
数奇な運命に翻弄され続けたペッシェ・モンターニュの、最後の戦いがいま、始まろうとしている―
全ての戦いに決着を付ける「声なき声編」シリーズ第4弾後編。